3月19日(土)13時30分~15時 講師に「NPO法人シニア大楽 登録講師 榊原金市氏」を招き「日本の歴史を学ぼう 第3回」『お茶の歴史と千利休』について歴史講座を開催し、37名の方が参加されました。
紀元前7千年前に中国で始まったと云われるお茶は、平安時代に最澄が茶種を日本に持ち帰り、大津市に日本最初の茶園「日吉茶園」を造ったそうで、この茶畑は現在もあり飲まれているとのこと。その後、茶の作法、天目茶碗、茶種等が持ち込まれ、貴族、武士の間で普及した。
鎌倉時代、室町時代、安土桃山時代を経て、日本独自の茶の作法、茶碗、茶種などが発展し、千利休の登場により、茶の湯を芸術の域まで押し上げ「わび茶」が完成されたといわれる。
その千利休は69才の時、突然、秀吉の命令で切腹させられるのだが、その理由は諸説あり、真相は不明である。
以上のような興味深い話満載で、天目茶碗のサンプルも拝見させていただき、終了後の質疑応答も活発に行われました。
次回 第4回は5月21日(土)13時30分~ 17世紀 江戸時代 「古伊万里の美しさを観賞しよう」を予定しています。