8月4日(土)に岡智(おか・さとし)さんのサマーコンサートが開かれました。岡さんは東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」や劇団四季の「オペラ座の怪人」など、数々のミュージカルに出演してきた実力派の歌手。その岡さんが懐かしの昭和歌謡から、青春のフォークソング、そしてミュージカルナンバーなどをたっぷりと歌ってくださいました。
奥様が1曲ごとに隠れたエピソードなどを披露し、進行はまるで楽しい夫婦漫才のよう。最初は昭和の名曲。岡さんの力強い美声が、会場に響き渡りました。岡さんが会場の皆さんと一緒に歌いましょうと提案してくれ、どれも会場との合唱状態でした。加山雄三の「君といつまでも」では、城所長がカツラをかぶって登場し、満場の笑いを誘っていました。
城所長は、岡さんが区民ひろば千早に本格的なマイクやスピーカーなどを寄付してくださったことを披露し、開場から感謝の声と拍手がわき上がりました。
次は夏の唱歌。中田喜直作曲の「夏の思い出」や、「浜辺の歌」など懐かしい歌が続きます。第3部は青春フォークソング。岡さんは青春時代に、井上陽水の「傘がない」が大好きだったそうです。この日はギターを弾きながら、1970年代からのフォークソングを3曲。
最後は、お得意のミュージカルナンバー。1曲目はレ・ミゼラブルから、ジャベール刑事の歌う「スターズ」、そしてジャンバルジャンが歌う「ブリング・ヒム・ホーム」を感情を込めて歌い上げました。最後はミュージカル「ラ・マンチャの男」から「見果てぬ夢」。大好きな曲だそうです。アンコールも含めて12曲の熱唱に会場は酔いしれていました。
満員の会場からブラボーの声が飛ぶ中、充実したサマーコンサートが幕を下ろしました。