平安時代女流文学「枕草子」「和泉式部日記」について
講師:榊原金市 先生
講義の内容の要録
1.平安時代の背景
この時代に女文字の平仮名が発明され、紫式部の「源氏物語」、清少納言の「枕草子」、和泉式部の「和泉式部日記」が書かれた。
2.清少納言
27歳の時、知性と教養を買われ、一条天皇の中宮(皇后)の女房(女官)として宮廷勤務を要請され、この時に自分と宮廷人生活を随筆形式で書いたものが「枕草子」である。「気が強く、意地つ張り」と言われ、結婚・離婚・恋愛を繰り返すなど、自由な生き方をする。
3.和泉式部
15歳の時に結婚した夫(橘道貞)が和泉国(大阪)に赴任中に起こした、皇子敦道親王との不倫恋愛を、皇子が亡くなった後、回想的に日記にしたものが「和泉式部日記」である。和泉式部は、結婚、熱愛、離婚、恋愛を繰り返す情熱的な女性であった
4.紫式部
「源氏物語」については、次回12月9日(土)次回講演で

講師:榊原金市 先生

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