11月12日(日)に、区民ひろば千早の最大イベントである収穫祭が行われました。高齢者の方だけでなく、今年は例年以上に沢山の親子連れの方が参加してくださり、2階のゲーム中心に大いに盛り上がりました。

今年は区民ひろば千早のスタッフや理事、ボランティアに加えて、大正大学の学生さんが大勢手伝いに来てくれ、ゲームを盛り上げてくれました。風船や紙コップやストローで作った動物には列ができるほど。お子さんを中心に、ご家族の方の笑顔が広がりました。

例年通り、民生委員児童委員の皆さんが前日から豚汁の用意をしてくださいました。今年は里芋とゴボウが豊作で、大きな器でたっぷりと食べていただけました。味もとてもよく、おにぎりとのセットで100円はお値打ちでした。豚汁を持って帰りたいという数多くのご要望にはお応えできませんでしたが、味とボリュームには皆さん満足いただけたようです。

今年も豊島区長がおいでになり、挨拶をしてくださいました。豊島区の区民ひろばの中でも、区民ひろば千早の利用者が最も多いことにも触れながら、一生懸命やっている区民ひろば千早をおおいに利用し、楽しんでくださいとのメッセージをいただきました。また、高野区長には例年通り、豚汁とおにぎりを味わっていただきました。

あいてしまった時間を利用して、急遽2つの紙芝居が上演されました。「としまくの電車」、「千川上水ものがたり」の2本です。千川上水の紙芝居は初めてご覧になる方も多かったようで、身近な千川上水まつわる奥深い歴史を感じられたようです。

この日のイベントは豊昭学園合唱部の皆さんのコーラスでした。高校生の皆さんのハーモニーはとても美しく、文字通り「歌の力」を感じさせてくれる、素晴らしい合唱でした。最後にはアンコール、そして指揮を執られた中山先生も豊かなバリトンのお声で挨拶され、和やかなうちに幕を閉じました。

残念ながら今年は、大根引き抜きはできませんでしたが、参加者の皆さんへのお土産としてサニーレタスの苗をお分けしました。お手伝いのボランティアの皆さん、民生委員児童委員の皆さん、そして大正大学の学生の皆さん、どうもありがとうございました。