クラシックの鑑賞する曲を選ぶ基準は色々ありますが、今回のクラシックの講座は、
宮本先生に「演奏されるその楽器で一番ポピュラーな名曲を選ぶ」という観点で
曲をアレンジしていただき、以下の9曲を鑑賞しました。(25名参加)
<プログラム>
楽器 曲名 作曲者
1.ヴァイオリン 「チゴイネルワイゼン」 (サラサーテ)
「ジプシーの旋律」の意。1878年に作曲。管弦楽の伴奏つきで、ヴァイオリンのはなやかな技巧により魅惑に富むジプシー(ロマ)の旋律を情熱をこめて演奏される。
2.ピアノ 「乙女の祈り」 (バダジェフスカ)
バダジェフスカはポーランド出身の女性作曲家。この曲、海外ではあまり知られていない曲のようですが、なぜか遠く離れた日本でかつて人気がありました。
3.ギター 「アルハンブラの思い出」 (夕レガ)
クラシックギター曲として屈指の知名度を誇る名曲です。哀愁漂う美しいトレモロ、中盤での長調への転調が印象的で、「いつかこの曲を弾きたい」とクラシックギターを手に取る方もいるくらいの楽曲です。
4.チェロ -1 「鳥の歌」 (カタロニア民謡)、
カタロニア出身のチェロ奏者パブロ・カザルスの編曲・演奏によって、世界的に知られるようになり、またチェロのレパートリーとして演奏されるようになりました。
-2 「白鳥」 (サンサーンス)
組曲「動物の謝肉祭」全14曲中13曲目の曲で、チェロ独奏曲として大変有名な曲です。
5.声 「ヴォカリ―ズ」 (ラフマニノフ)
ヴォカリーズは歌詞を伴わずに(しばしば1種類以上の)母音のみによって歌う歌唱法を指す。母音唱法とも呼ばれます。
6.オルガン 「トツカータとフーガ」 (J・Sバッハ)
曲のタイトルは知らずとも誰もが一度は耳にしたことのある有名な曲です。
7.フルート 「シリンクス(バンの笛)」 (ドビュッシー)
伴奏を欠いた単旋律の作品でありながらも、フルートの音色の徹底した追究など、ドビュッシーの独創性あふれる斬新な作品である。
8.ハ―プ 「泉」 (ハッセルマン)
ハープ曲は、足元のペダルを操作しながら、手で弦を奏でていきます。
9.オーケストラ 「ペルシャの市場にて」 (ケテルビー)
ケテルビーの作品中でも最も有名な曲であり、情感あふれる曲想はクラシック音楽入門の小品として多くの人に親しまれる。
次回は来年に今回の続きを予定しています。