2/3(月)11:00~「のびのびタイム」が始まりました。
節分の日に合わせて、いつもより早い月初めのイベントとなりました。

初めに2月生まれ(1歳児6名・2歳児1名・3歳児1名)8名のお誕生会を行い、ケーキの国からは今月もお誕生カードを持って、ケーキちゃんが来てくれました。

ハッピーバースデーの歌を歌ってみんなでお祝いしました。

 

お誕生会に続いて劇「泣いた赤鬼・千早バージョン」の幕開けです。

内容はご存知の方もいらっしゃると思いますが、道徳の教科書にも採用された児童文学作品です。

あらすじは・・・
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人間の子どもが大好きで仲良くなりたい赤おには、どうしたら子ども達と仲良くなれるか考えていました。

けれども村の子供達は警戒して一人として近寄ろうとはしません。
それを聞いた親友の青おにが一計を案じてくれました。
「村で僕が暴れるから、僕をおさえて、僕の頭をぽかぽかなぐればいい。そうすれば人間たちは君を信用するさ」
赤おには躊躇しながらもその言葉に従いました。

やがて悪い青おにをやっつけた優しい赤おにに安心した子ども達は、仲良く赤おにと遊ぶ様になりました。
けれども青おにはそれ以来一度も訪ねてきません。
心配して訪ねていった赤おには、誰もいない青おにの家の戸口に手紙を見つけました。

そこには
「大好きな赤おにくんへ
もし君が悪い青おにの友達と分かったら子ども達は逃げてしまうでしょう。
だからぼくはもう君に会いません。
一人で遠くに行きます。
どうか子ども達と仲良く暮らしてください。
さようなら 赤おにより」
と書かれていました。

赤おには何度もその手紙を読み、涙を流しました。
そして赤おにと青おには二度と会う事は有りませんでした。

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・・・と、とても感動的ですが、悲しいお話なのです。
ママさん達の中には赤鬼が手紙を読む場面で涙を拭う方もいらっしゃいました。

しかし千早バージョンの「泣いた赤鬼」はバッドエンドではありません。

観客の皆さんに「本当に青鬼は悪い鬼なの?友達の為に悪いふりをした優しい鬼だよね?!」と声掛けし、子ども達と一緒に青鬼を大きな声で呼びます。

遠くに行ってしまった青鬼でしたが、みんなの大声での呼びかけが聞こえ、赤鬼や子ども達の前に帰って来て、それからは赤鬼、青鬼、子ども達、みんなで楽しく仲良く遊びました。

なんとハッピーエンドが千早バージョンなのです。

自己犠牲や友情を描いた本作はお子さんには少し難しいかもしれませんが、もう少し大きくなって又この作品に出合った時、心の片隅にでも千早バージョンが残っていてくれたら嬉しいですね!

 

続いて「おにのパンツ」の手遊びをみんなでやりました。

 

そして「鬼退治をしよう!」では、ビニール袋で作った赤・黄・青の鬼に豆ならぬ(お豆は小さいお子さんがお口に入れちゃうので)紅白玉をぶつけて鬼退治をしました。

みんなの攻撃に鬼さん撃沈!
悪い鬼はいなくなりました。

 

鬼退治した後で、手遊びで覚えた{鬼のパンツ}を歌いながらみんなで踊りました。

 

そして今度は「ゴーストップゲーム」です。
{赤鬼と青鬼のタンゴ}の曲に合わせて、青でゴー!赤でストップ!黄色で逆回りと大きな円になってゲームを楽しみました。

 

節分の日に行った今月の「のびのびタイム」には44組86名の親子さんが参加して下さいました。

 

寒暖差の激しい今日この頃、そして、インフルエンザやコロナ新型肺炎等、ウィルス性の感染症拡大に、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では不安や恐怖を感じていられると思います。
しかし必要以上にパニックに陥る事なく、マスク着用や手洗い・うがいをこまめに行い、感染予防に努めてください!
そして元気にひろばに遊びに来てくださいね!

 

※お知らせ※

次回(3月)の「のびのびタイム」は下記の通りです。

◎注意事項
お誕生カードは事前予約の上、前日迄に手形作成、身長体重測定済みの方のみ!
当日の受付不可ですので、ご了承ください。