3月30日(金)のお楽しみ会は、緑川るみ先生のピアノとおしゃべりを中心に、皆がたくさんの歌を歌い、大いに盛り上がりました。

るみ先生の指導が始まりました

最初は発声練習から。正しい姿勢での座り方、リラックス、お腹を出したり引っ込めたりの練習をすると、皆の声がどんどん大きくなりました。

お腹を引っ込めて

「春が来た」「春の小川」「めだかの学校」「さくら」と春の歌を皆で合唱。この間に、るみ先生は男性の参加者、80代以上の人や1月のお楽しみ会にも参加した人達などを次々に前に呼び出しました。舞台に立った15人の人の中でなんと、80歳代の人が9人も。そして90歳代が1人。皆、力強い美声を響かせてくれました。

男性参加者も多かった

お母さん手編みの衣装どう?

「知床旅情」のあと、歌詞が心を打つ曲「この街で」。一部は男性と女性に別れて歌います。「千の風になって」を訳詞された新井満氏の作詞作曲だそうです。

皆で「この街で」を歌う

ここで、るみ先生のサプライズ。3月限りで区民ひろば千早を離れるCSW(コミュニティ・ソーシャル・ワーカー)の森田さんを前に、ショパンの幻想即興曲、そしてエチュード作品10-3の別れの歌を演奏してくださいました。森田さんの眼からは大粒の涙が、参加者ももらい泣きでした。

ショパンで森田さん送別

皆で「ビリーブ」。そして全員が手をつなぎ輪になって、ミュージカル「マイフェアレディ」の「踊り明かそう」、「蛍の光」で締めくくり。

ビリーブの合唱

最後は輪になって蛍の光

最後に森田さんが挨拶をしました。「ビリーブ」の歌が地域を変わる不安を打ち消してくれた、千早の暖かさを今度行く地域にも届けたいと、力強い決意のこもったお別れの挨拶でした。
こうして、大きな楽しさとちょっぴり涙の混じった会が幕を閉じました。