平成30年5月23日(水)特定非営利活動法人はばたけ千早の平成30年度通常総会が開かれました。役員の選任を含む5つの議案が審議され、いずれも提案通り可決、承認されました。なお、髙木理事長は今季限りで退任されることになりました。新理事長は6月1日の臨時役員会で、選任される予定です。(総会で承認された議案はこちら

総会の後は、語り部部会による紙芝居「赤い鳥」が披露されました。小説家・児童文学者である鈴木三重吉さんが「赤い鳥」を創刊したのは現在の目白、昔の高田村で、豊島区にはとてもゆかりのある児童向けの童話・童謡雑誌でした。創刊は1918年7月1日。今年でちょうど100年目に当たります。それを記念して、語り部部会は紙芝居として第8作目になる「赤い鳥」を制作したものです。

鈴木三重吉さんのお孫さんに当たる鈴木潤吉氏からのアドバイスを受け、絵は淡い色調でまとめられ、いずれも素晴らしい絵に仕上がりました。紙芝居の中でも、雑誌に掲載された芥川龍之介の「蜘蛛の糸」や新美南吉の「ごんぎつね」が紹介されています。そして西条八十が作詞した童謡詩「カナリヤ」、北原白秋の作詞による「からたちの花」「赤い鳥」「ゆりかごの歌」などの歌が、絵と一緒に流されました。これらは最初詩として掲載されましたが、後には楽譜もつけられて、皆に唄われるようになったそうです。当時としてはとても斬新な詩とメロディーだったようですが、私たちにはとても懐かしい歌が流され、深い感銘を与えた初披露となりました。

これからは、豊島区の小中学校や区の図書館などで、次々と披露される予定です。なお、広報誌の特報ですべての絵がご覧いただけます。(こちら